【伊予富士〜寒風山〜笹ヶ峰縦走】

■参加者:新谷C、田村、青木、西方、鉄井、以上5名■

【07/29】
6:30、晴天の中寒風山トンネル駐車場登山口から縦走開始。取り付きは急坂だがしばらく行くと歩きやすいジグザクに登り。7:40桑瀬峠。荷物を置き伊予富士にトライ。笹の中快適な登山道。オトギリソウ、伊予フウロなど花が咲いている。瓶が森林道が山裾を走っている。瓶が森林道からの登山道分岐通過、8:30。山頂着が9:00。山頂の手前10分くらいは急坂。山頂は余り広くないが展望は、抜群である。しばらく休憩し往路をを辿り桑瀬峠に帰る。峠着が9:55.

寒風山トンネル駐車場出発 桑瀬峠。ここにザックをデポし
伊予富士を往復する
桑瀬峠〜伊予富士間はササに覆われた気持ちのいい縦走路
伊予富士まではいくつか登下降があり、それなりに疲れます。右手には彼方に瀬戸内海と西条市が望める

伊予富士(1756m)山頂 東黒森方面を望む

往路を辿り桑瀬峠に向う 桑瀬峠に戻りデポ荷回収、寒風山へ向かう

クルマユリ オトギリソウ 山アジサイ
イヨフウロ シモツケソウ キバナホトトギス

 荷物を持ち、寒風山へ。岩場を上っているようにみえる。あれをこの荷物で上るのかとおもうと少し気が重い。だんだん岩場も現れるが、はしごも係り、たいしたことはなかった。はしごの陰に、キバナホトトギスが咲いていた。オトギリソウもあらわる。山頂は見えるのだが、なかなか着かない。山頂は広く多くの人が休んでいた。11:25着。大休止の後、11:50山頂発。しばらくくだりが続く。少しずつ高度を上げながら、巻いて巻いて。笹が峰へ25分!の標識からの長いこと長いこと。丸山荘の分岐に荷物を置き、2,3分で山頂。ガスが掛かり景色はよく見えなかった。

寒風山(1763m)山頂 午前中訪れた伊予富士を望む

寒風山方面から伊予富士(右端)と縦走路を望む
青空に笹の緑が映える
笹ヶ峰周辺は、『自然環境保全地域』。冷温帯、亜寒帯の植生が豊かである 寒風山を振り返る

彼方の笹ヶ峰を目指す 笹ヶ峰(1859.7m)山頂

クガイソウ メタカラコウ ギンバイソウ

 丸山荘への道を少し下ると今晩のキャンプ場の赤い屋根が見え出した。ジグザグにどんどん下っていく。樹林帯に入ると、クガイソウ、シモツケソウ、オタカラコウ、山アジサイが現らわれとても素敵な景色でした。キャンプ場を過ぎると、丸山壮。「ビール飲むぞーー」と張り切って突進した・・・・が・・・・入り口に鍵が掛かり誰もいない。「本の説明と違うじゃないかーー」今晩の宴会はーーどうなるの・・・・・しかし、飲み物がなくても、おしゃべりは大丈夫!女5人もいればワイワイガヤガヤ。19:00。熱くて、明るい中お休みタイム。

今日の泊まり場丸山荘分岐。ビール、ビールと飲む気満々、急ぎ足で赤い屋根の丸山荘へ向う・・・・が!
残念ながらビールにはありつけなかったが・・・・アルコールに関係なくよくしゃべるワ・・われながら呆れます!
アップで撮っちゃダメ! 相当な収容能力のありそうな丸山荘。水場もバッチリです

【07/30】

 
6:20出発だがガスがすごく少し雨も降り出した。水場の横の紅葉谷からちち山目指して登る。しばらく樹林帯の中。銅山越、笹ヶ峰の分岐。なにを間違ったか、笹ヶ峰の山頂に着く。分岐に戻り銅山越に行く。すぐにちち山分岐にでるが、山に登らずに巻いたら道が笹に覆われ、片方は切れ落ちているのですごく歩きにくい。皆さん山頂を歩くのでしょう。ガスで景色は見えず不安になる。

 やっと平家平の標識があらわれる。8:35.20分くらい歩いた所に一の谷の標識があらわれる。完全な勘違いでそれを降りてしまう。前方の道は見えなかった。笹に覆われていたのでしょう。もう少し慎重に道を見るべきでした。

 どんどん下っていく、こんなに下るはずはないのにと思いながら。沢が出てくる、周りに山はない。間違った !これは一の谷の下山道だ。しかし今から引き返しても時間的に無理なのでこのまま降りることにする。沢組に電話するがなかなかつながらない。林道に出たところでやっと連絡が付く。一の谷に下山したことを伝え新寒風山トンネルに迎えにきてもらうようにたのむ。この下山道がすごく長い。11:40国道に到着。

 今回は思い込みと勘違いのミス。今でもあの分岐でなぜ間違ったが、もう一度確かめて見たい。宿題ができました。

【Reported by Y.Tetsui  Photo presented by K.Nishikata & C.Shintani】

ちち山山頂への分岐 ガスが立ち込め少し不安になる 平家平方面の標識
平家平の方角確認で一安心 なぜか?・・・一の谷方面に
足を踏み入れる
新寒風山トンネル出口で
お迎えを待つ!

沢登組と縦走組、無事合流しましたが、たまたま通話可能なところだったので、時間のロスはありませんでした。しかし、連絡不可能なところに下山したり、
アクシデントが起きた場合のことも想定しておかねばならない、と考えます。
 どちらのグループにもその可能性がありますから、何らかのルールを定めておくべきでしょう。

 合流後は、いつもの『湯之谷温泉』で、入浴と食事をすませ、『しまなみ海道』経由で帰北しました。
 参加者の皆さん、お疲れ様でした。
次の四国山行に御期待ください。

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