2001年9月度例会討議資料


北九州山岳同好会『嵐』秋〜冬山行計画(案)
2001年9月1日 作成:久保


夏の沢から乾いた岩へ!
紅葉踏んで体力つけ冬山に行きましょう!

今年の沢登りは皆さんの積極的参加があり、一定の成果を収めることが出来ました。/2が多分、『濡れる』沢は最後?になるでしょう。(勿論、濡れない沢は可能ですが、濡れてこそ沢!)。本年遡行した沢、谷は以下の通りです。

九重:小田川、祖母:神原本谷、祖母:秋霧谷、祖母:小鳥谷、
犬ヶ岳:恐淵谷、福智:七重の滝、石鎚:初芽成谷

乾いた岩へ!といっても、当会は岩専門ではありませんのでハードなクライミングは現在の力ではリードできません。(力量不足という事。)会の『岩登り』に対する方針としては、概ね以下に述べる山行を実現するのに必要な技術として身につける!ということでやってきました。

沢登(近郊、祖母・傾山、四国、等
厳冬期の尾根(中央の3000m級対象)
残雪期の岩稜・雪稜(中央の3000m級対象)
夏山(実績では剣岳位?)

しかしながらここ1−2年は講習会を開催していません。昨年来入会された会員も多く、又、沢登りや残雪期の雪稜登行への参加も増えてきました。これらの状況に対応する為、次の残雪期までを目安として岩登り山行を実施し、全体のレベルアップを図りたいと思います。(何よりも安全登山の為には必須条件です。)

具体的方針】当面、9月〜12月まで月1〜2回、岩登り山行を実施する。

会員は最低、月1回は参加する。率直な提案:どうしても参加してもらいたい方(一方的言い方で失礼します。)がホントに参加できる日程にしたい。日程は、参加してもらいたい会員の都合を優先したいので皆さん御了解してください。

対象岩場、山域
@ゲレンデ:皿倉山、陶ヶ岳、平尾台、等
A山域:阿蘇(根子岳縦走、高岳北尾根)

紅葉鑑賞
従来どおり実施しますが、遠出する地域が多いので出来ればかなり早くから日程を決め、会員が休みをセットしやすくすべきです。(反省:今まで配慮不足でした。)
各山域は標高とその位置によってベスト時期が違います。
うまくセッティングすればずっと楽しめるはずです。

【ちょっと遠い候補山域】(1泊2日)

伯耆大山、祖母・傾、大崩、市房山、霧島、四国赤石岳or石鎚山等

【近郊】(日帰り)

寂地山〜冠山、九重(黒岳)、由布岳、英彦山、犬ヶ岳、等

いうまでもありませんがほとんどの紅葉鑑賞は、冬山向けのボッカトレーニングを兼ねています。冬は行きません、という方も是非少し重めのザックにしてください。

具体的な提案例(遠出分)

10/20-21伯耆大山
10/27-28 又は11/3-4   祖母・傾or大崩山or 四国
11/11   寂地山〜冠山

冬山(2002年正月)

従来は、正月休みに中央に1パーティ、九重1パーティです。
2002年の冬は出来れば中央に2パーティ出したい。
2パーティといっても、同じ山域を対象とし、行き帰りを同一行動とする事でどうでしょう。

【候補地】あくまで1例です。

南アルプス北部(今夏行きましたので是非冬も!という思いです。
AGroup  弘法小屋尾根〜間の岳〜北岳〜池山尾根(4泊5日)
BGroup  鳳凰三山又は、池山尾根〜北岳往復(3泊4日)

B(鳳凰三山)については、今から計画的にトレーニングすれば女性軍で十分こなせます。冬山経験者が参加してくれれば池山尾根〜北岳往復も可能。この場合、北岳でAB合流でき満足行く山行になるはずです。

 弘法小屋尾根は、間の岳に突き上げる中級ルートです。尾根泊2日必要、多分登山者稀
  鳳凰三山は、登山者が多くポピュラールートです。
   池山尾根は、過去2回トレースしています。冬季北岳に至るポピュラールートで登山者は多い。

南アルプスに限らず、八ヶ岳、北アルプス南部、等候補地はまだあります。
ただ『行く気があるかないか』が決め手!(当然ですが)

                                  以 上