霧島川左俣〜韓国岳 2002.06.02 |
夏を思わせる暑い日が続き、そろそろ沢シーズン! |
北九州を18時ちょっと前出発、縦貫道を南下する。途中上熊本SAで夕食、横川ICで高速を出て霧島へ向かう。22時半には高千穂河原駐車場に到着した。軽く寝酒を飲んで就寝。 |
参加者は8名、そのうち赤澤さんの奥さんは一般道から大浪池へ行くことになった。車1台はそのまま駐車、1台に8名乗り出発。 6:30、沢組は新湯バス停で降車。舗装された林道を行く。新湯温泉のゲートを通過、多少急ぎ足で30分も行けば取付の新燃橋に着く。”所用”を済ませ身支度を整え7:25出発。 |
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左岸の踏み跡を行けばすぐ取水口、ここで入渓する。すぐ膝下まで水に浸かって遡行、ちょっぴり冷たいが気分上々。すぐ釜のある滝、泳ぐのはやめにして左を巻く。上流はナメが続く。ジャブジャブ、遊びながらいく。 やがて『両滝』。資料では3段16mとある。滝下の巨岩を乗り越え滝下まで行くが下段の取付が越えられそうもない。左を大きく高巻いて滝頭に出る。沢好きが結構入っているようで踏跡明瞭。 |
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林道で遭遇した鹿 |
最初に現れる釜を持つ5mの滝 | 本谷最大の16m、3段の滝 | 大岩の続く沢 |
水流に戻る。やがて短いゴルジュ、ヘツリは困難、泳ぐ?大して深くなさそうであるが、やっぱりやめて左を小さく巻く。この辺から谷は明るく、所々現れるナメ、滝壷、静流、おまけに鳥のさえずりも聞こえ、両岸の新緑の木々とあいまって、思わず足もとまる自然が続く。つまり創造された庭園なんですが、我々はボキャブラリー不足で”いいねえ”としかいえないのが本当に残念です。フィナーレは50mに及ぶ少し傾斜のあるヌルヌルしてよくすべるナメでした。 |
こんなトコ、ジャブジャブ!気分爽快。そして切れ味、じゃない切れ足?、抜群! |
楽しんでま〜す。 | 本沢のフィナーレ、50mに及ぶナメ |
やがて水も涸れてくると二俣。9:30、遡行開始してちょうど2時間。もう少し上流へいけそうだが水流はほとんどない。沢装備をここで解き左の涸れ沢に入る。侵食された凹状の沢で歩きやすい。1箇所涸滝があるがブッシュつかんで左を越える。 やがてスプーン状に地表がえぐられたここから沢が始まります、といわんばかりの源頭、左に上がり鈴竹を10分もこげば踏み跡に出、一投足で大浪池右回りの登山道に出る。右に10分で韓国岳と大浪池のコルに建つ避難小屋前に出た。この辺もそこかしことピンクの花で賑わっている。10:10-15着。ここからはミヤマキリシマ鑑賞ハイキング!小休止して気分を入れ替え出発。 |
ブッシュつかみながらよじ登ってた侵食された歩きにくい登山道は様変わり!立派な?木道に生まれ変わり歩きやすいことこの上なし。おかげで自然とペースが上がり息絶え絶えながらも30分ほどで韓国岳山頂着。このあたり花は群生せずそこかしこと咲いている。周りの緑と調和してなかなかいい。 |
韓国から大浪池 | 獅子戸岳付近のミヤマキリシマ | 新燃岳〜高千穂ノ峰遠望 |
山頂で30分ほど休憩、うまいねえ、やっぱしアサヒじゃなくちゃいけません。と毎回おんなじことを言いながらビールでのどを潤す。11:30獅子戸岳に向け下降開始。韓国岳〜獅子戸岳間は結構距離がある。荷が軽いので小走りにかけくだる。12:00には到着する。 12:30、楽しみながらおりてきた2人の到着と同時に出発。休憩無しで申し訳ないが、車取りに行って温泉はいって、北九州まで帰らねばならないので先を急がねばならない。 |
獅子戸岳にいた人の話では中岳は終り、とのこと。予定していた湯ノ野コースを止め新湯林道コースを下山することにする。新燃岳と獅子戸岳のコルまで急下降、右折し新湯へ向かう。途中、原田、久保が先行、新湯バス停に13:55着。迎えにきた赤澤さんの奥さんと14:10合流、高千穂河原に車取りに行く。 15:00前には全員、本日のお風呂:新湯温泉に集合、汗を流した。乳白色のいかにも効きそうないいお湯でした。(Y.Kubo記) |
沢取付:新燃橋で沢組の7名 | 韓国岳山頂 |
■沢:念のため1ヶ所ザイル出したが、出さなくとも問題h無し。水が涸れたので途中の二俣で枝沢に入ったが、そのままつめてもあとわずかで小屋裏にでそうである。(韓国岳登山道から良くわかる) ■参加者:岡村M、田村、原田、中原、岡村S、赤澤、久保と赤澤さんの奥さん、以上8名でした。 ■新湯温泉:秘湯、西の大関、だそうである。横綱は何処かしら?入湯料は500円。ここまでは車で入れます。乳白色で見るからに効きそう! |
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